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コマツ（KOMATSU）BM595F-1 自走式スクリーン(2選別)、ガラや岩混じりでもしっかり選別します。

自走式スクリーンもいろいろなタイプがありますが、使い慣れていないと、どれがどういう仕事にぴったりくるのかピンとこないですね。でもこの中古重機・建設機械BM595Fをよーく見てください。実に合理的に作られていることがわかります。長方形のハコ(スクリーンボックス)から幅広のコンベア(なんと1.2m幅)が1本出ているだけ、トップにはグリズリがデッキいっぱいに載っていてハードにガラやズリ岩がぶち当たってもビクともしなさそうです。デッキ幅は3.3mとワイドなのでホイールローダーでも投入が可能です。もうお分かりいただけたと思いますが、大物のズリと50mmアンダー(新車純正指定は織網40mm)に特化して大量に粗2選別していくことができる機械なんですね。現場の取りまわしはいいのにセルフトラックに乗らないとか、搭載エンジンがミニショベルクラスとか見た目によらないところはありますが、それだけの仕事をこなせる実力と高効率を兼ね備えているわけです。実は"F"は本体がヨーロッパのフィンレー(FINLEY)製のエフですが、コマツの595は日本製のエンジンを積んでいます。実際に本体は溶接や板金での修理がほとんどなのを考えると部品供給の面も心配がないといえると思います。